ロボットの開発や販売などを行うソフトバンクロボティクス。同社では、働き方の変化や、海外拠点の増加への対応を進めていたが、オンプレミスを前提とした境界型防御モデルでは、情報セキュリティを維持できなくなっていた。また、利用するITシステムやツールが拠点ごとに異なり、手動での管理に負担もかかっていた。
そこでゼロトラストセキュリティへの移行を進めるべく、IDaaSやCASBといったツールとあわせて同社が採用したのが、Appleデバイス管理ソリューションだ。これにより、Macのゼロタッチ導入を実現し、採用前は1~2時間かかっていたキッティング作業を10~15分に短縮。リモートロックやワイプも可能になり、情報漏えいリスクの低減や業務の効率化にもつながった。
さらに、海外拠点におけるiPhoneのBYOD運用の実現にも着手。会社領域と個人領域にiPhoneを分離し、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)ソリューションによってセキュアな通信を可能にするなど、さまざまな取り組みを行っている。同社の事例を、本資料で詳しく見ていこう。