かつてのプロジェクトマネジャーにとってはQCDを守りながら、成果物を完成させることが至上命令であり、管理を主体としたマネジメントが求められてきた。しかし現在ではこれらに加えて、ステークホルダーが求める価値を実現するという新たなミッションが課せられるようになるなど、その役割は変化しつつある。
そのため、現代のプロジェクトマネジャーとなる人材にはQCD管理だけでなく、環境の変化に合わせてプロジェクトの目的や価値を定義し、それをメンバーに示す能力が要求されることになった。また、指示がなくてもメンバーが行動できる仕組みづくりもプロジェクトマネジャーの役割だが、経験と勘に頼った従来のやり方では、こうした能力を備えた人材の育成は難しい。
本資料では、今プロジェクトマネジャーの育成が求められている理由や、プロジェクトマネジャーに必要なスキルとコンピテンシーについて解説している。また、それらのスキルとコンピテンシーを備えた人材を育成するための具体的な方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。