業務効率化や省人化、顧客満足度向上などを目的にIT活用が進む中、複数の店舗や拠点を擁する企業にとって、それら拠点におけるネットワークは本社/本部同様に重要になっている。しかし、いま拠点ネットワークはさまざまな課題を抱えている。
まず、店舗で起きがちな課題では「電子決済を導入したものの通信エラーが何度も発生して店舗から本部にクレームが入る。店舗営業に支障を来す」「新店舗のオープンに向けての回線敷設に時間がかかりすぎる。事業スピードに間に合わない」などが挙げられる。また、「本部と拠点の間でのWeb会議で音声が途切れる。会議進行に支障がでる」「各拠点にネットワーク技術者を派遣する負担が大きい」など、実にさまざまな課題が生じている。
このような状況を解消するには、例えば、電子決済時のエラーに対応する場合に、輻輳(ふくそう)が少ないIPv6 IPoE方式への移行で通信遅延を解消するといった施策が有効だ。本資料では、多店舗/多拠点のネットワークでよくある課題を8つ取り上げ、その解決策を紹介する。ネットワークの安定性、柔軟性、運用性を確保し、事業の成長・拡大につなげていくためにも参考にしてほしい。