紙書類のデータ化は業務を効率化する手段の1つだが、スキャン前に行う帳票ごとの仕分けや、個人情報を付箋で隠すといった作業に時間を取られ、思ったほどの効果を得られていないという声も聞かれる。スキャナーソフトウェアのメリットを享受するためには、製品の特長を見極め、自社の要件にマッチする製品を選ぶことが大切だ。
例えば、レイアウトが異なる帳票をまとめてスキャンした場合でも、イメージデータを分割して保存する自動仕分け機能があれば、帳票ごとの仕分けの手間を削減することが可能だ。また、スキャンした画像の特定部分を隠してデータ化する機能があれば、スキャン前に付箋を貼って隠す必要がなくなり、短時間でスキャン作業を終わらせることができる。さらに、活字以外にも手書き文字をOCRできる機能があれば、帳票に記載されている手書きの文字を抽出して、ファイル名やフォルダ名に自動で付与することができ、さらなる業務効率化が見込めるだろう。
本資料では、業務や用途によって選べるスキャナーソフトウェア製品を取り上げ、機能や特長を紹介する。スキャン作業の業務負荷が課題となっている企業は、ぜひ本資料を確認してほしい。