サイバー攻撃が激化する今、特に注目されているのが、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃のレンタルサービスである「booter」の登場だ。このサービスを使えば、利用者はアカウントを設定してから数分でDDoS攻撃を仕掛けることができる上、匿名性も高いため、サイバー犯罪のハードルが下がってしまった。booterの提供者は、サービスの正当性を主張しているが、その悪質性は明白で、既に警察や国際機関が取り締まりを強化している。
さらに、5Gの普及により、通信量や接続デバイスが増加し、大規模なDDoS攻撃のリスクが高まっている点も見逃せない。過去には、ソースコード共有サービス「GitHub」を標的とする、最大1.35Tbps規模のDDoS攻撃が実行された事例もあるが、5G通信の普及に伴い、攻撃の頻度だけでなく、攻撃の高速化や拡大も予想されており、企業には一層の対策が求められる。
本資料では、DDoS攻撃の現状や新たなリスク、5GとDDoS攻撃の関係性などについて、詳しく解説している。自社のセキュリティ対策を見直すきっかけとして、ぜひ活用してもらいたい。