「オンプレミスとクラウドのいいとこ取り」が魅力のハイブリッドクラウドだが、その基本的な部分が理解しづらいという声も多い。ハイブリッドクラウド化は、組織としてのスケーラビリティを飛躍的に向上させるなど、さまざまなビジネス上のメリットをもたらす一方で、基盤システムが複雑化するという課題も伴う。
この課題を回避するための新たな基盤となるのがHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)だ。HCIはサーバ・ストレージ・ネットワークを1台の筐体に統合したもので、これにより運用管理の効率化や負担軽減が期待できる。また、市場には数多くのHCI製品およびその構築サービスが存在しているが、導入コストを優先するか、運用効率を重視するかによって、選ぶべき製品や構成も変わってくる。
本資料では、既存システムのハイブリッドクラウド化を進める意向はあるものの、どのようなシステムを導入すべきか分からないという声に応えるべく、主要パブリッククラウドの1つであるMicrosoft Azureを例に、基本から解説している。特にHCIについて理解を深めたい担当者にとって、有益な内容だといえる。