デジタル投資の拡大とともに、サイバーリスクが事業や社会経済に与える影響が増大している。民間企業や公共機関では、ランサムウェア被害や内部不正が相次いで発生しており、インシデント発生時の迅速な報告・対応が大きな課題になっている。
2024年に実施されたサイバーセキュリティに関する実態調査によると、全体の69%が攻撃の被害を経験しており、「危機意識」「サイバーセキュリティ領域への投資意欲」が高まっているという。こうした状況においては、SASE(Secure Access Service Edge)でインフラを統合して利便性と安全性を高め、XDR(Extended Detection and Response)やSOAR(Security Orchestration, Automation and Response)によってセキュリティ運用を効率化するアプローチが有効だ。
またAIを活用した、脅威の検知やインシデント対応の迅速化もサイバーセキュリティ強化の鍵を握る。本資料は、2025年度以降のセキュリティ戦略を解説したものだ。多層的な防御体制を構築し、セキュリティリスクを未然に防ぐ取り組みを進めるためにも、ぜひ参考にしてほしい。