26卒理系大学院生936人を対象とした調査によると、就職活動の早期化が引き続き進んでおり、11月時点で70%以上の学生が1社以上にエントリーを済ませ、約45%が面接を経験済みと報告されている。また、約93%がインターンシップに参加しており、実務体験型コンテンツや現場社員との交流が、志望度の上昇に寄与していることが明らかになった。
さらに、応募企業を探す上では、事業内容や職種、ライフスタイルを踏まえた勤務地を重視する声が増えている。一方、情報過多の時代にもかかわらず、「働くイメージ」を形成するための情報が不足している点は、課題として浮かび上がっている。こうした中、企業が採用活動を行う上では、スカウトによる個別のアプローチや、詳細な情報提供といった取り組みを、いかにして行うかが重要になる。
本資料では、調査結果を基に、理系院生の就職活動の状況から、インターンシップの参加実態、企業の選択軸まで詳しく紹介しながら、企業に求められる採用のアプローチを解説する。理系人材採用における戦略構築に役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてほしい。