インボイス制度の導入に伴い、「Peppol(ペポル)」という用語が注目されている。これは、ネットワーク上で電子インボイスなどの電子文書をやりとりする際の国際的な標準仕様のことだ。これを利用すれば、Peppolネットワークに接続して電子文書を送受信できるようになるため、さまざまな企業とスムーズな電子インボイスのやりとりができるようになる。
例えば、取引先が自社とは異なる会計システムやソフトウェアを使っていても、Peppolユーザー同士であれば、Peppolネットワークを使うことで「データの取り込みや仕訳」「仕入税額控除の計算」など手間のかかる業務を自動化することもできる。Peppolに対応した電子インボイス取引を行えば、経理業務を効率化できるだけではなく、「低コストで電子インボイスに切り替えられる」「グローバルな取引がしやすくなる」というメリットを享受することも可能だ。
本資料では、Peppolの基礎知識や3つの導入メリットを詳しく解説するとともに、デジタルインボイスと電子インボイスの違いなども紹介する。インボイス制度対応後の業務に課題を抱えている企業は、ぜひ参考にしてほしい。