自動車保険や引っ越しなど、複数の比較サイトを運営するウェブクルー。同社は、ISO/IEC 27001を取得し、「情報セキュリティ基本方針」を明確にするなど、セキュリティ対策の強化を図っていた。メールの送信に関しても、自動Zip暗号化サービスを活用していたという。
しかし、スマートフォンやタブレットでメールを利用する取引先から「Zipファイルが見られない」という声が上がっていた。さらに2020年に「パスワード付きZIPファイルとパスワードをメールで別送する手法(PPAP)」の問題が話題になったこともあり、根本的に解決する方法を模索する。そこで同社は、あるクラウド型のメール誤送信防止サービスを導入した。同サービスは、TLS確認機能を備えており、TLS通信に対応している宛先には、メールに添付した状態での送信が可能なため、スマートフォンでも簡単にファイルが閲覧できるのが魅力だったという。
本資料では、メール誤送信防止サービスを導入して、PPAP廃止や情報漏えい対策強化を実現した同社の事例を紹介する。メール送信の安全性と利便性を向上させた同社の事例から、メールセキュリティ強化のヒントをつかんでほしい。