1965年の創立以来、特殊鋼を主体とした流通加工業の専門商社として成長を続ける岩田鋼鉄。同社は、自動車部品を中心に広範囲な材料調達と供給を可能にする物流ネットワークを整備している。それだけに、自動車産業のサプライチェーンを狙ったサイバー攻撃への対応は、喫緊の課題だった。
特に大きな課題となっていたのが、メール管理のリスクだ。以前は、社員が利用するメールアドレスを単純な英数字で管理していたため、毎日、膨大なメール攻撃が届いていたという。そこで、標的型メール攻撃対策サービスとメール誤送信防止サービスを導入し、メールセキュリティ対策の強化に着手する。その結果、日本自動車工業会が推奨する「自動車産業サイバーセキュリティガイドライン」の順守だけでなく、怪しいメールをしっかりとブロックできる体制を構築することができたという。
本資料では、同社のセキュリティ対策強化の取り組みをさらに詳しく見ていく。各ツールの運用方法や使い勝手についても紹介しているので、メールセキュリティ対策の見直し/強化を図る上でぜひ参考にしてほしい。