年々、巧妙化と高度化を続けるサイバー攻撃。そのため昨今の脅威の状況から、データの漏えいと侵害を引き起こす可能性が高い攻撃を理解しておくことが重要になる。そこで参考にしてほしいのが本資料だ。これは、17回目となるデータの漏えいと侵害にまつわる調査の報告書を要約したものだ。
本資料では、世界94カ国のデータを調査し、実際に発生した3万458件のセキュリティインシデントを分析している。そのうち1万626件は、データの漏えいと侵害が確認されたという。中でも脆弱性を悪用した攻撃が、前年から約3倍も増加している点には注意が必要だ。ランサムウェアを利用した攻撃の割合は、やや減少しているが、これは攻撃者が脅迫型攻撃へと手口を移行させた結果だとみている。
本資料では、近年のデータの漏えいや侵害に関する現状を「宿泊/飲食業」「製造業」「金融/保険業」といった業種や、「アジア太平洋地域」「欧州/中東/アフリカ」などの地域別の傾向を交えながら解説している。自社のサイバーセキュリティを強化するためにも、ぜひ参考にしてほしい。