毎月発生する給与計算業務を効率化すべく、システム化を検討している企業は多いだろう。しかし、いざ給与計算ソフトを導入するとなると製品選定で苦慮することも多い。また導入したもののシステムの機能を最大限に活用できていないと悩む企業も少なくない。
その要因の1つとして、初期設定が適切に行えていないことが挙げられる。給与計算ソフトの導入時には、給与計算の運用に必要な情報を全てシステムに登録しなければならないが、それらの情報が整理できていないことで初期設定につまずくケースが散見される。まずは、就業規則や賃金規定など自社の給与計算ルールが記載された資料を準備し、必要な時にいつでも確認できる状態にしておく。次に、給与計算で使用している支給・控除の項目をリストアップする。このように段階的に初期設定を進めていくことが大切だ。
本資料では、給与計算ソフト導入時の情報整理を適切に行うための5つのステップを解説する。初期設定のミスを回避し、システム化のメリットを最大化するためにも、ぜひ参考にしてほしい。