DX推進の基盤として、インフラ刷新に取り組む企業は多い。ベネッセコーポレーションでも、中期経営計画の中核戦略であるDX推進に向けたインフラ刷新を進めていた。その1つであるネットワーク刷新のプロジェクトでは、ネットワーク全体を最適化するため、SD-WANの導入を検討していたという。
同社ではオンライン会議やリッチコンテンツの利用が増えており、ネットワークの遅延や、つながらないといった事態を避けたかった。そこで、従来のWANをSD-WAN化し、従業員が満席の際にも耐えられる帯域として10Gbpsに対応可能なインターネット回線の選定を開始。3社のコンペを経て、あるベンダーが提案した1社専有型・上下最大10Gbpsの大容量インターネット接続サービスを採用した。
このベンダーは3社で唯一、上下最大10Gbpsの要件を提案してきたという。これに加えて、提供エリアが広いこと、トラブルの頻度が少ないこと、サポートが充実していることを評価し、採用を決定した。本資料では、同社が同サービスを導入した背景から導入の効果までを紹介する。