航空会社として長い歴史を持つ日本航空。JALグループ全体でDXの取り組みを加速させる中、IT部門の若手社員が中心となりノーコード・ローコード開発推進チームを立ち上げ、現場主導のDXを推進している。
同チームがスタートしたのは2022年。航空機の安全運航に欠かせない基幹システムだけでなく、現場の業務改善に必要なスモールシステムの開発も急務となっていた一方、求められるシステムの数が膨大でIT部門だけで対応することが困難だったことから、業務担当者に伴走する形で業務アプリケーションの開発をサポートする専門集団として発足した。スタートから約2年、ノーコード・ローコードツールを使い約30のアプリケーションを開発し、作業の自動化や低コスト化を実現すると同時に、DXに対する社員の意識向上にも貢献している。
本資料では、同チームの取り組みを詳しく紹介する。IT人財の不足でDXに取り組めないという企業だけでなく、ノーコード・ローコードツールを導入したものの活用できていないという企業は、同社の取り組みから課題解決につながるヒントを得てほしい。