複合機やプリンタをはじめとする製品・サービスで高い支持を得ているリコー。同社は、2018年に「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」を設立し、そこを中核拠点に顧客との共創DXを推進している。
同社は、同拠点のリニューアルに当たり、音響設備の再構築に取り組んだ。特に、顧客が初めて同拠点を訪れた際に招かれる「Climbers Lounge」においては、初来場の緊張をほぐせるだけでなく、来場できない参加者とリモートで自然な対話ができる環境が必須だった。そのため、シーリングアレイマイクとカメラトラッキングシステムの連携による仕組みを構築する。その結果、自然な映像や音声をリモート参加者に届けられる環境を整えたのと同時に、現地参加者がマイクやカメラを意識することなくリモート参加者と会話できる環境を実現した。
同社は、従来、シーリングアレイマイクを導入し、収音性の高さの他、取得できる音声データの鮮明さを実感していたことから、Climbers Loungeでの環境整備にもシーリングアレイマイクを導入したという。本資料では、同社へのインタビューを通じて各製品の実力に迫る。