ネットワークを介して他のコンピュータのデスクトップを遠隔操作できる「リモートデスクトップサービス(RDS)」。会社のPCを持ち出すには紛失や情報漏えいのリスクを伴うが、RDSであれば自宅でも外出先でも、PCやスマートフォンといった手元の端末の性能を問わず、社内のPC環境へのアクセスが可能となる。また、デスクトップの画面を手元の端末に表示しているだけなので、セキュリティが担保される。
これらのメリットから、テレワーク環境に適した選択肢として注目されているRDSだが、「仮想デスクトップインフラ(VDI)」との違いも理解しておきたい。例えばRDSは、コスト面では優れているが、個別のコントロールやカスタマイズはできない。一方VDIは、コストはかかるが、ユーザーの自由度は高くなる。
このような既存サービスの課題を解決する手段として、Microsoftが提供する「Azure Virtual Desktop(AVD)」をはじめ、RDSとVDIの良いとこ取りをした「Desktop as a Service(DaaS)」が登場している。本資料では、リモートデスクトップの基礎からDaaSの特長まで、漫画を交えて解説する。快適なテレワーク環境の構築に役立ててほしい。