人手不足が社会問題となり、デジタル活用による業務効率化や省人化は必須となった。多拠点・多店舗業種では、クラウド型カメラを活用した現場の可視化と業務改善に取り組む企業が増えている。「AI活用」においても、カメラ×AIは魅力的な組み合わせだが、「導入コスト」「運用負荷」「データ連携」の3つの課題がある。
AI活用のためのデータ収集デバイスとしてカメラを導入する場合、防犯用途よりも多くの台数が必要になるケースがある。また、データ連携のためにはAPI対応製品を選択する必要もある。これらの課題を解決するものとして注目されるのが、低コストで導入できるクラウド型カメラサービスだ。運用面においてもカメラの設置と接続、ライセンスの割り当てだけで自動的に映像データがクラウド上に保存されるため、現場を統括する部門が直接データ活用による業務改善に取り組める。
データ連携で必要なAPIもクラウドライセンスに含む形で標準提供される他、990社を超える企業が参加するパートナーエコシステムにより、業務や用途に応じたAIソリューションを見つけ出せる仕組みも用意。将来的なAI活用や全社DX推進においても有効だ。