社会の不確実性が高まることに伴い、企業におけるイノベーション創出がますます重要となっている。そうした中で、期待が寄せられるのが研究開発部門だ。ただ、技術革新を実現できたとしても、必ずしも事業化につながるわけではない。研究(R)を開発(D)につなげ、新たな事業を創出するにはどうすればよいのだろうか。
興味深いのが三井化学のアプローチだ。本資料では、同社新事業開発センターの表利彦氏によるセミナーの内容をまとめている。表氏は、研究開発や構造改革、新たなビジネスチャンスの探索・創造などを手掛けてきた人物で、同社の新事業創出を推進している。
成功を導いてきたノウハウとして、研究と開発の違い、外部資産への戦略的アプローチ、居心地の良いニッチなエリアの見つけ方などを解説する他、同社による新事業開発の具体例も紹介している。新事業開発のさまざまなフェーズで役立つ知見が得られる内容なので、参考にしてほしい。