ITエンジニアが空前の売り手市場を迎えている。2024年1月時点で転職求人倍率は12.06倍に及び、全体の求人倍率2.80倍と比較すると突出して高い数値となった。背景にはIT需要の急速な拡大がある。IT活用が加速する一方でエンジニアの数は減り続け、経済産業省のレポートによればIT関連産業への入職者は2019年をピークに減少傾向に。2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予測されている。
人材確保が困難になる中、自己管理が可能なハイスキル人材としてフリーランスエンジニアが注目されているが、「制度が整備されていない」「活用の実績がない」といった理由から活用に踏み切れない企業も少なくない。フリーランスの「業務委託契約」という形態に慣れていない場合は、「どのように業務を切り出して仕事を依頼すればよいか分からない」という声もよく聞かれる。
本資料ではこうした状況を踏まえ、「フリーランス活用に当たって整理すべきポイント」「マッチングサービスや再委託サービスなどを用いた人材の探し方」「依頼から業務開始までの流れ」などについて解説する。フリーランス活用の注意点についてもQ&Aで紹介しているため、併せて参考としてほしい。