スマートデバイス向けのゲームアプリにも、ハイクオリティーなグラフィックが求められるようになった。その声に応えるべく、コンソールやPCゲームなどの定番ともいえるグラフィックスエンジン「Unreal Engine」のスマートデバイス版も登場している。これにより、ゲームを通じたユーザー体験の質が劇的に向上した一方で、デバイスの消費電力の増大も招くことになった。
消費電力の増大は、バッテリーが減るスピードを速める上に、ユーザーが不快に感じるほど熱を帯びるなどゲームのプレイに悪影響を及ぼしかねない。そのためゲームアプリを手掛ける開発者にとって、いかにパフォーマンスを高めつつ、電力消費を最適化するかが、腕の見せ所の1つとなっている。
本資料は、アプリケーションの消費電力を最適化するツールであるADPF(Android Dynamic Performance Framework)を、Unreal Engineと組み合わせたデモを通じて、ADPFの有無やチューニングがゲームアプリのパフォーマンスや消費電力にどのような影響を与えるのかを検証したものだ。パフォーマンスと消費電力のバランスに苦慮している開発者は、ぜひ参考にしてほしい。