特権ユーザーも従業員も適切に保護、アイデンティティ セキュリティ基盤の要件

　サイバー攻撃がますます巧妙化する今、企業が抱える重要な課題の1つに、アイデンティティ関連のセキュリティリスクがある。こうした中、特権ユーザーのアイデンティティを保護するためのツールや、アプリケーションを使用する従業員を認証するためのツールを導入している企業は多いが、こうしたソリューションはサイロ化することが多く、管理が複雑化してしまう。

　そこで求められるのが、統合されたアイデンティティ セキュリティ プラットフォームだ。その要件としては、ハイブリッド／マルチクラウドを含む環境で、あらゆるデバイスからリソースにシームレスにアクセスできること、自動化により認証やオフボーディングに安全性と簡便性を提供すること、脅威の継続的な検出／対応を実現することが挙げられる。

　中でも重要なのが、インテリジェントな特権制御を全てのアイデンティティに拡張し、プラットフォームのコアに組み込むことだ。本資料では、アイデンティティ セキュリティ プラットフォーム設計の4つの要点から、インテリジェントな特権管理の役割、プロバイダー選択のポイントまで詳しく解説する。