スケジュール管理や設備予約、掲示板、ワークフローなどのアプリケーションを備えたグループウェアは、既に多くの企業で社内情報インフラとして活用されている。しかし、動作が遅い、メンテナンスコストが高い、社内の情報共有の在り方を見直したい、といった理由から、他のグループウェアへの移行を検討しているケースも多いのではないだろうか。
グループウェア移行のマイルストーンは、「現状把握」「移行先選定」「移行要件定義」「機能とデータの移行作業」「運用準備」の5つに大きく分けられ、それぞれのポイントを押さえてプロジェクトを推進する必要がある。例えば、移行要件を定義する際は、既存データの引き継ぎや既存機能の再現を行うだけでなく、移行後のユーザーの使いやすさを重視し、エンドユーザー参加型の製品テストをすることで、より効果的な移行を実現できるだろう。
本資料では、グループウェア移行をスムーズに進めるためのポイントを、5つのフェーズに分けて詳しく解説する。各フェーズでは実例を基に、移行プロジェクトの成功と失敗を分ける境界線についても紹介されているので、ぜひ参考にしてほしい。