ビジネスにおけるデジタルテクノロジーの活用は、業種や企業規模を問わず重要な施策となっている。長期間にわたり運用を続けてきた企業のIT環境は、肥大化・複雑化しており、継続的かつセキュアなテクノロジー変革を実現するために、IT資産全体の再設計やモダナイゼーションが必要だ。
とはいえ、通常の業務を維持しながらシステムやアプリの刷新を進めるのは難しい。このため、多くの企業がデジタル企業として変革するためのアプローチを模索している状況だ。そこで本資料では、グローバルにビジネスを展開するITインフラサービスプロバイダーが取り組んだ、IT環境のモダナイゼーションについて紹介する。同社は、基盤ベースのアプローチを選択し、1800個以上もあったビジネスアプリを360個未満に削減することに成功したという。
さらにクラウドベースの運用へと移行することで、全世界に54箇所あるデータセンターを4箇所のハイパースケーラー拠点に集約し、スリムかつ低コストなITインフラの構築を実現した。同社の事例は、デジタルファーストな組織への変革を図り、ビジネスの競争力を高めたい企業にとって参考になるはずだ。