福岡県に本店を置き、地域密着型の金融機関として多彩なサービスを展開する福岡ひびき信用金庫。地域社会の多様な金融ニーズに応えるとともに、近年は、DXにも注力しさまざまな取り組みを進めている。
そんな同金庫にとって大きな課題となっていたのが、データのバックアップ体制だ。同金庫では従来、バックアップ製品を活用した1次バックアップに加え、テープを利用した2次バックアップを実施していた。しかし、業務のデジタル化に伴いデータ量が急増したことで、テープへの2次バックアップが一日で収まらなくなっていたという。ランサムウェアや自然災害などリスク対応の観点からも、バックアップ体制の再構築が必要な状況だった。
そこで同金庫は、クラウドオブジェクトストレージサービスの導入に踏み切る。その結果、バックアップ時間の問題を解消し約75%もの運用負荷軽減を実現した。また大手クラウドサービスを利用した場合と比較し、約30%のコスト削減にも成功している。本資料では、同社の取り組みとそれを支える製品についてさらに詳しく見ていく。