Microsoft担当者が解説：新しいプログラミング言語「Microsoft Power Fx」とは

　Microsoftは、プログラミング言語の開発において長い歴史を持ち、「Visual Basic」「C#」「F#」「TypeScript」などを生み出してきた。新たに発表された「Microsoft Power Fx」（以下、Power Fx）は、ノーコード／ローコード開発を実現するためのプログラミング言語であり、最小限のソースコードでアプリケーションの開発を可能にする。

　Power Fxは、ドラッグ＆ドロップやGUIを用いた開発を可能にし、従来のプログラミング言語と同様の機能を提供するが、特にビジネスユーザーが利用しやすいように設計されている。また、Power Fxは、Excelの機能を踏襲しつつ、「オブジェクト指向」や「命令型プログラミング」の概念を採用した上位互換として位置付けられている。

　Microsoftは、このPower Fxを通じて、事業部門に所属するビジネスユーザーと、プロフェッショナル開発者が協力することによる、アプリケーション開発の民主化を目指しているという。本資料では、同社のPower Fx担当者であるチャールズ・ラマナ氏がPower Fxの特徴について解説している。