各国のxEV分解解析から読み解く、日本企業がつかむべき勝機とは？

　自動車の電動化は、今や避けられないトレンドになっている。技術競争が加速する中、自動車産業で求められているテクノロジーにはどのような影響があるのだろうか。また、欧州や中国などのBEV（電気自動車）先進国における最新テクノロジーの動向はどのようになっているのだろうか。そして、日本企業の勝機はどこにあるのだろうか。

　このような自動車の電動化にまつわる疑問に答えるために、名古屋大学未来材料・システム研究所教授 山本真義氏によるセミナーをまとめたものが本資料である。まず、xEVの分解解析から、各国のBEVに用いられるテクノロジーを解き明かす。そして、電動車の技術ロードマップを示した上で、中国のBYDにおける市場戦略や、Xiaomiの低価格かつスピーディーな量産化のアプローチについて解説する。

　また、次世代自動車がどのように進化していくのかをテーマに、「パワー半導体」「熱マネジメント」「e-Axleを支える樹脂マテリアル」といった次世代技術についても言及している。資料後半では、日本企業がBEV先進国に勝つために押さえておきたいポイントなどをQ＆A形式で解説している。