リモートワークの普及を背景に、対面取引(オフライン)からB2B EC(オンライン)への切り替えが進む昨今。販路の拡大や顧客満足度の向上の他、受注から出荷までをオンラインで完結できて作業がスムーズになるなど多くのメリットが期待できることから、今後もB2B EC市場の拡大が見込まれている。
しかし、B2B ECの導入に当たっては、事前に解決しなければならない課題がいくつか存在する。その1つが請求書払いへの対応だ。ECサイトでの決済手段としてクレジットカードや代金引換を設定しているケースは多いが、B2B取引においては、請求書払いへの対応が必須となってくる。ニーズの高い請求書払いに対応していないことで、機会ロスにつながる可能性が高まってしまうためだ。ただし、請求業務の煩雑化や未回収のリスクがある点には注意が必要となる。
そのため企業間決済代行といったサービスの導入も視野に入れて、決済手段を充実させていくとよいだろう。この他にも、ECサイトの構築費用やデジタル化に抵抗を示す取引先への対応も解決すべき重要な課題だ。本資料では、B2B EC導入時の3つの課題と解決策について詳しく見ていく。