医療機関では、データの安全な保管が長年の課題となっている。特に、東日本大震災以降、医療ITシステムのBCP対策が重要となる中で、オンプレミスストレージの容量増大や、災害時のデータ復旧の難しさが、多くの医療機関で問題視されていた。また近年は、医療機関を狙うランサムウェア攻撃も増えており、その対策としてのデータバックアップに対するニーズも高まっていた。
こうした中、医療機関向けにITソリューションを展開するインフィニットジャパンが提供しているのが、クラウドストレージを活用した効率的なデータ保管サービスだ。構想は早くから完成していたが、パブリッククラウドの利用を前提としており、災害時のコスト試算が難しく実現に至っていなかった。しかし、Amazon S3互換でデータ転送料が不要なホットクラウドストレージが登場したことで、市場投入が可能になった。
このクラウド型医用画像外部保存サービスにより、コスト負担を軽減しつつ、ランサムウェア攻撃からデータを確実に保護できるようになるなど、多くのメリットが期待できるという。同サービスの具体的な機能や特長を、本資料で詳しく見ていこう。