ソフトウェア信頼性エンジニアリング(SRE)とプラットフォームエンジニアリングは、アプリケーションやITサービスへの依存度がかつてないほど高まる現代のビジネス環境において、不可欠なアプローチとなっている。これらはいずれも、ソフトウェアの迅速な提供と品質の確保を両立することを目的としているためだ。
その一方で、組織のシステムは複雑化し、この規模も拡大の一途をたどっている。SREチームやIT運用チームは、クラウド環境などに分散したソフトウェアシステムやマイクロサービスアーキテクチャ、データ、ユーザーといった組織の資産全体を把握することに苦慮しており、システムダウンなどのリスクに常にさらされている状況となっている。
本資料では、変化やトラブルに対して“強い”IT環境を構築する上で、SREやプラットフォームエンジニアリングといった新しいアプローチを採用することの必要性について解説している。さらに、これらのアプローチを実践する上での阻害要因についても言及し、要因を取り除くための方法を明らかにしている。