大手移動体通信事業者として、携帯電話サービスや光ブロードバンドサービスなどを提供しているNTTドコモ。近年はこれらに加えてスマートライフ事業にも注力し、多岐にわたる新規事業を展開しているが、かつては開発と運用間のコミュニケーションに課題があったという。
開発チームは運用チームに渡す指示書の作成に大きな労力がかかっていた他、トラブル発生時には運用チームに逐一状況を確認しなければならず、多大なコミュニケーションコストが発生していた。こうした状況を一変させたのが、統合監視ツールの導入だった。
ダッシュボードでの情報共有が可能になったことでコミュニケーションコストが激減。開発チームが運用業務を巻き取る形で行われた組織改編後、業務量が2倍になっても残業が減少するほどの効率化に成功した。本資料では、クラウドに展開する32の主要システムの可観測性を高め、データドリブンな変革に寄与した同ツールの導入効果について、同社の取り組みを基に詳しく紹介する。