Excelはビジネス用PCの多くにあらかじめインストールされており、ビジネスの現場で広く活用されている。多数の日次/月次業務を抱える経理部門においても、仕訳帳や出納帳、出金伝票、収支報告書といった帳簿や帳票は、Excelで作成・管理されていることが多い。
確かに、Excelを使えば初期コストやランニングコストを抑えることができる。また、PC環境によって仕様が異なることが少ないためにデータ共有も容易な上、マクロや関数を用いたカスタマイズも可能だ。一方で、高度なスキルがなければ効率化が進みにくく、汎用性が低い点や、会計の専門的な知識や理解が必要となる点など、Excelでの実作業には限界があることも理解しておく必要があるだろう。
本コンテンツでは、経理業務においてExcelを使うことのメリット/デメリットとともに、業務効率化や運用スキルの属人化解消、法改正への迅速な対応を可能にする会計ソフトのメリットについて解説している。経理業務の改善が課題となっている企業は、ぜひ参考にしてほしい。