決算書の作成に欠かせない、仕訳の際に用いられる勘定科目は、商品の仕入れや販売といった事業活動での取引内容を端的に表すためのものだ。経理担当者にとって主要な勘定科目を把握するのは基本中の基本であるが、身近過ぎるが故に体系的に学んだことがない経理担当者も多いのではないだろうか。
損益計算書や貸借対照表に必要な勘定科目はそれぞれ決まっており、それらは5つのグループに分類される。損益計算書を構成する「費用」「収益」、貸借対照表の「資産」「負債」「純資産」という5つのグループの意味をしっかりと把握できれば、各グループに含まれる個別の勘定科目そのものの理解につながるはずだ。
本資料では、決算書の作成に不可欠な勘定科目の5つのグループについて解説するとともに、そこに含まれる代表的な勘定科目についても個別に紹介する。決算書をスムーズに作成できるようになるために、勘定科目を体系的に理解する一助にしてほしい。