企業の固定資産には、土地や不動産などの有形固定資産と、ソフトウェアや営業権などの無形固定資産が存在し、これらの中でも使用年数の経過によって価値が減少するものは償却資産となる。償却資産にかかる税金の申告をスムーズに行うには、減価償却費の計上や資産の移動の把握、固定資産台帳と実際の資産状況とのすり合わせなど、確実な固定資産管理が欠かせない。
こうした固定資産管理において注意が必要なのが、現場で日常的に使用されている固定資産の扱いだ。現場から購入や廃棄の申請・報告がなければ管理部門が把握することは難しく、固定資産台帳と差異が生じてしまう。そのため、管理ルールの明確化や共有、定期的な実査が重要であり、固定資産管理システムなども活用しながら業務効率化を目指したい。
本資料では、固定資産管理の基礎知識や、業務において注意すべきポイントを解説する。固定資産管理の効率化や業務負荷軽減を目指す上でもぜひ参考にしてほしい。