IBM i環境で、数十年以上前に作られたような古い業務アプリケーションを、いまだに使い続けているという組織は多い。IBM iの際立った安定性や2035年までのロードマップが公開されている点を考慮すれば、既存アプリーションを無理に刷新する必要はないという言い分は、もっともなように聞こえる。
しかし、レガシー化したアプリケーションのUIはさすがに古く、その開発や保守に使われてきたCOBOLやRPGといった言語を扱える人材がリタイア時期を迎えるなど、今後もアプリケーションを継続利用する上での課題は山積している。これらの課題を解消するための現実解といえるのが、既存アプリケーションの機能に優先順位を付けて、段階的にモダナイズするというアプローチだ。
本資料では、レガシーな基幹系業務アプリケーションを使い続けるためのアプローチについて、詳しく解説している。併せて、専門的なスキルや知識なしで実践できる、ローコード開発ツールを用いたアプリケーションモダナイズの取り組み事例についても紹介しているので、参考にしてほしい。