モバイルデバイス保護の強化に「UEM」、選定時に確認したい6つのポイント

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミック（世界的大流行）によってテレワークが定着しつつある中、ノートPCやスマートフォンは欠かせないツールとなった。同時に生じる懸念は、モバイルデバイスを狙うサイバー攻撃だ。セキュリティ対策はデバイス管理が軸になる。

　モバイルデバイスを管理する製品分野は、管理対象によって「モバイルデバイス管理」（MDM）、「モバイルアプリケーション管理」（MAM）、「モバイルコンテンツ管理」（MCM）、さらにそれらを包含した「エンタープライズモビリティ管理」（EMM）など多岐にわたる。こうした複雑さから、企業内の全デバイスを管理するためには複数のツールを使わざるを得ない場面もあった。

　このような課題を踏まえ、幅広い種類のデバイスを管理できる「統合エンドポイント管理」（UEM）に注目が集まっている。製品選定時には「購入予定のUEM製品にどんな機能を求めているか」を正確に把握し、製品ごとに異なる強みを評価する必要がある。本資料はUEMの機能を6つに分類し、主要UEM製品10個の特徴を例に挙げながら比較する。