電子カルテとのシングルサインオンも、医療機関におけるグループウェア導入効果

　新型コロナウイルス感染のピーク時、医療現場では人手不足の影響が顕著に表れ、医療従事者の負担は極めて高い状態にあった。各医療機関ではその改善策として、業務効率化・情報共有による負担軽減を目指すべく、システムや業務の見直しを模索している。こうした背景から注目されるのが、グループウェアの導入だ。

　グループウェアによって、電子カルテ・院内ポータルとのシングルサインオンが可能になり複数システムのログインを簡略化することができる。また、ポータルに各種Webシステムの情報を集約し、各種システムにログインするポータルサイトとして利用することも可能だ。また、紙文書をデジタル化することで、紙ではできなかった検索が可能になるだけでなく、情報の連携においては、会議議事録や研修案内などの同時通達が可能になる。内線やメールで行われていた情報共有の無駄もなくなり、スピーディーに情報共有が行える。

　本資料では、医療機関が抱える課題について解説した上で、グループウェアの導入効果を紹介する。グループウェアの導入によって、業務連絡などの見落としが大幅に減少したという病院の事例も紹介しているので、参考にしてほしい。