百貨店やショッピングモールを中心に店舗を出店し、スーパーやコンビニエンスストア、ECサイトなど販売チャネルを広げる「ゴディバ ジャパン」。コロナ下では、ECサイトの売り上げを伸ばし、その後はリアル店舗での販売も復調するなど業績は右肩上がりで推移している。
そんな同社にとって大きな課題となっていたのが、“サプライチェーンの全体像の把握”だった。同社のERPシステムにマスターデータとして登録されるアイテム数は、輸入品と国内生産品を合わせて1万点に及ぶ。一方で、販売や在庫状況を分析するためのデータが社内に散在していたことで、サプライチェーン全体をタイムリーに可視化できず、部署や担当者の間でデータ共有がスムーズにできなかったという。
その解消に向けて、同社はサプライチェーン改善プロジェクトを立ち上げた。そしてプロジェクトを進める中でクラウド型プランニング製品を導入し、ERPと連携させて、売り上げデータや在庫データをリアルタイムに収集・分析できる仕組みを構築した。本資料では、「具体的な成果」「プロジェクトの進め方」など同社の取り組みを詳しく見ていく。