大企業を中心に、幅広くSI事業を展開する日本ビジネスシステムズ。同社は、金融業務を手掛ける公共機関の大規模なシステム再構築プロジェクトへの参画が決まった。担当するのはミドルウェア構築の部分だが、大きな課題の1つがHAクラスタの構築だった。外部金融機関と連携している5つのシステムが対象であり、99.99%の可用性を保ちつつ、万が一のシステム停止に対して1時間以内に復旧することが求められた。
そこで同社で採用したのが、オンプレミスからクラウドまで、複雑な構成にも対応できるHAクラスタソフトだ。分かりやすいトレーニングメニューや、民間の大手企業への豊富な導入実績も評価ポイントとなった。制約も多い公共機関向けの案件だが、ベンダーの柔軟かつ手厚いサポートに助けられ、導入作業もスムーズに進められたという。
同社はプロジェクトの成果として、新たな製品に対する知見を得られたこと、ベンダーとの深いパートナーシップが築けたことも、SI企業としての大きなメリットだと述べている。本資料では、同社の取り組みを詳しく紹介する。