DXという言葉が飛び交うようになって数年がたつが、どのくらいの企業がDXに取り組めているのだろうか。本資料で紹介している調査データによると、「すでに取り組んでいる」と回答した企業は、2022年から2023年にかけて2倍に増加しているが、一方で「必要だと思うがまだ取り組めていない」と回答した企業も31.6%存在しており、いまだ多くの企業で取り組みを進められていないことが分かった。
DXの取り組みに関する課題を掘り下げてみると、多くの企業が、IT/DXに関わる人材不足という問題に直面している。DXを推進できる高度人材の採用難が深刻化する中、DXを推進する人材の育成方法としては、「DX案件を通じたOJTプログラム」や「DX推進リーダー研修」などがあるが、会社として実施している国内企業は2割程度であり、低水準にとどまっている。
このような中で注目したいのが、社内人材を育成する「リスキリング」だ。本資料では、このリスキリングによってDXを推進し、データ活用や業務効率化を進めている企業の事例を紹介する。