社内人材の「リスキリング」に着手し、DX人材を育成する方法とは？

　DXの進行により、人材の需給バランス崩壊が本格化している。ある調査によると、事務や生産系の供給が増える一方、専門職は2030年に162万人が不足する見通しとなっている。今後も採用難が加速する中、採用に割けるリソースが乏しい中小企業ほど社内人材の「リスキリング」への着手が重要になっている。

　中小企業におけるリスキリングは4つのフェーズに分かれる。まず初めに経営者のリスキリングを行い、従業員に何を教育するかを明確にする。次は「利用」のリスキリングで、経営が目指す目標の実現のために導入したツールやデジタルを従業員が問題なく使えるようにする。さらに「応用」のリスキリングでは、現場が現在の業務を自ら改革できるようにする。最終的には新しい提供価値や文化を発揮する「変化」のリスキリングを目指す。

　本資料では、DXとリスキリングにおける中小企業ならではの利点を解説し、各中小企業におけるDX人材育成のステップの具体事例を紹介している。また、実践的な講座を自分のペースで学べるオンライン学習サービスも紹介しているので、併せて参考にしてほしい。