ソフトウェアの品質と安定性を高め、リードタイムを短縮し、プロセスを自動化するのがDevOpsだ。この認識は正しいが、一方で不十分な面もある。DevOpsでより重要となるのは、ソフトウェア開発チームと運用チームの橋渡しをするコラボレーションの要素で、これがあることでチームは適切なソフトウェアを迅速にリリースし、エンドユーザーに価値を提供できるようになる。
DevOpsの効果を高めるには、このように、その役割をより正確に把握することが求めれる。例えば、DevOpsを「適切に」行うための統一されたアプローチがあると考えられがちだが、これは誤りで、自社のニーズに合わせてツールやプロセスを選び抜くことが極めて重要な取り組みとなる。
この他にも「DevOpsはアジャイル開発と同じだ」「DevOpsとセキュリティは別個に存在できる」など、DevOpsに関する誤った通念は多い。本資料では、その代表的な5つの勘違いを紹介しつつ、導入を成功させるための「10の法則」についても言及している。既に導入済みの企業も、自社の取り組みを点検する上でぜひ参考にしてほしい。