ITインフラストラクチャの運用管理プロセスに、自動化を取り入れる動きが加速している。反復可能なプロセスを自動化することで、人とITシステムの間のやりとりを簡素化して、時間やコストを削減し、より価値の高い業務にリソースを集中することが可能になる。
ただし、そうした成果を挙げるにはタスクごとにポイントソリューションを導入するのではなく、企業全体でチームとプロセスを統合する包括的なアプローチが必要になる。このようなアプローチを実現する自動化プラットフォームを採用することで、サーバ構築の高速化といったメリットを享受したのが、医療分野のモダナイゼーションを支援している米国のテクノロジーコンサルティング企業だ。
また、アジアで事業を展開する独立系上場生命保険会社グループも、同プラットフォームの活用で3カ月以上かかっていたプロビジョニングをわずか1時間で完了できるようになるなど、運用管理の大幅な効率化に成功している。本資料ではこのように、計6社の事例を通し、複数の業界で活躍する同プラットフォームの実力について解説する。