ハードウェアの運用負荷軽減に期待、クラウド型ネットワークサービスとは？

　エンタープライズネットワークの構築において必要とされる、ルーター／VPN装置／インターネットゲートウェイなどのハードウェアを自社で所有することなく、必要なときに必要な機能をオンデマンドで提供するネットワークサービスが登場した。

　同サービスは、本社や各拠点にサービスアダプターと呼ばれる機器を設置するだけで、サービスアダプターがSDN技術を用いてNPS（Network Processing System）とVPNを構成する。サービスアダプターは、ゼロタッチプロビジョニングに対応しており、ネットワークにつないで電源をオンにすると設定が完了するので、初期設定を含む運用の負荷を最小限に抑えることも可能だ。また「WAN環境の構築」「マルチクラウド接続」「VPN接続」などの幅広いユースケースに対応できる点も同サービスの特徴といえる。

　本資料では、必要な機能をオンデマンドで提供するクラウド型SD-WAN／SASEサービスについて特徴や機能などを紹介する。さらに、短期間で全国50拠点をつなぐWAN環境の刷新に成功した企業などの事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。