食品メーカー向けの食品素材の他、化粧品や化成品向けの素材などさまざまな製品を展開する「太陽化学」。従来、時代の要請に敏感に反応し、自社の技術力をマネタイズすることでビジネスを成長させてきた。しかし、市場環境が猛スピードで変化する中で競争力を高めていくためにはDXが不可欠であると判断し、次世代の経営を見据えたビジネス基盤の整備に取り組んでいる。
その一環として、数年前から社内システムの見直しや新たなIT製品の導入に積極的に投資し、基幹業務システムの刷新も行った。一方で、全従業員の業務ポータルとなるグループウェアやワークフロー、業務アプリケーション基盤にNotesを使っていたことで課題が顕在化した。そこでサポート終了を前に、発展性や拡張性のあるプラットフォームへの移行を決めた。
旧システムとの並行稼働を経て3年で完全移行を実現し、生産性の向上やミスの削減など多くの成果を生み出している。同社が移行先となる製品選定で重視した機能は何だったのだろうか。本資料では、同社の取り組みを詳しく紹介する。