静岡県に本社を構え、エレクトロニクス領域のものづくりに携わるシステック。エレクトロニクス分野を幅広くカバーする技術力やノウハウを競争力の源泉とする同社だが、日本の多くの中小製造企業と同様、デジタル化の遅れが大きな課題となっていた。そこで、2022年に全社を挙げたデジタル化推進を開始。
まずはバックオフィスを中心とする業務のペーパーレス化から検討を始めた同社は、単に紙の書類を電子化するだけでなく、ワークフローシステムを導入する必要があると考えた。さらに、業務プロセスの見直しも将来的に必要という課題意識が芽生え、IT人材確保が厳しくなる中で全社的なデジタル基盤をつくっていくには、アプリ開発を内製化して自社で運用できる体制が不可欠だと判断。そうした観点から、クラウド型のローコード開発サービスの導入に踏み切った。
今では業務効率化だけでなく、内製化拡大のためのスキルトランスファーも順調に進んでいるという。本資料で同社の取り組みの詳細を確認してほしい。