内製開発で人事業務改革を実現、アイセイ薬局に見るデジタル化の実践方法と成果

　調剤薬局経営を中心に、医療モール開発や医院開業・医療経営支援など幅広いサービスを展開する「アイセイ薬局」。企業規模が順調に拡大し拠点が全国へと広がる中、従業員数も年間数百人規模で増加している。一方、人事関連の届け出が、紙で本社に郵送する運用になっていたことで人事部門の業務負荷が増大していたという。

　その解消に向けて、同社は人事業務のデジタル化に踏み切った。具体的には、人事関連の申請・届け出をワークフローシステムに乗せ、一元管理する仕組みの構築を目指した。DXに取り組むための基盤の整備も視野に入れワークフロー製品を選定し、情報システム部から人事部へスキルトランスファーをしながら内製開発を進めていったという。

　その結果、複雑な申請・承認の経路に対応でき、手戻りの少ないワークフローの構築に成功する。そして業務のデジタル化によって「書類の不備に伴う差し戻し」「データの転記ミス」などがなくなり、コストや業務負荷の軽減につなげている。本資料では、同社の取り組みとそれを支える製品について、さらに詳しく見ていく。