サイバー攻撃の主要な手法として用いられている“フィッシング”。ある調査によると、2023年のフィッシング攻撃は、前年比で58.2%増えているという。しかも、AIを使って、リテラシーの高い人でも見抜けないレベルの巧妙なメッセージが送れるようになるなど、その手法は巧妙化・高度化している。
また生成AIを活用したボイスフィッシングやディープフェイクフィッシング、採用詐欺やブラウザインブラウザ攻撃といった新たな手法も登場しており、脅威を迎え撃つ企業側の対策もアップデートが必要な状況といえる。そこで参考にしてほしいのが、2023年のフィッシングに関する調査結果をまとめた本資料だ。
ここでは、「フィッシング攻撃の標的になった国や業界」「攻撃の発信元が模倣するブランド」などフィッシング攻撃に関する多様なデータを掲載している。最大のターゲットとなったのは、金融・保険業界でフィッシング攻撃全体の27.8%を占めているという。急速に進化するフィッシング攻撃に対処するためにも、本資料をぜひ参考にしてほしい。