レガシーシステムの代表格とも評されるIBM iだが、アプリケーション資産の継承性や管理・運用の容易性、セキュリティレベルの高さなどは、他のサーバにはないユニークなテクノロジーによって裏付けられている。さらに、AIやIoT、クラウドサービス連携などを実装するためのテクノロジーも兼ね備えた、ハイブリッド型のサーバだ。
近年浮上してきたDX推進や人手不足などの課題を前にして、サーバをゼロベースで検討しようとする企業が目立ってきた。しかし、IBM iが備えるハイブリッド型という新しい価値を生かすことができれば、DX推進、人手不足などの課題も解消できる。
そこで本資料では、アプリケーションを中心に、開発および管理・運用それぞれの観点から、課題解決の方策を解説する。例えば、IBM i上の開発言語として高いシェアを誇るRPGと、JavaやPythonなどのオープン言語を連携させたハイブリッド型システムの構築だ。ここで問題となるのが既存アプリのブラックボックス化だが、これを解消するためのツールが用意されている。また、管理・運用面でも、課題を解消するツールやサービスについて紹介する。