ネットワークとセキュリティを全てクラウドに移行するというアプローチを採る企業が増えているが、セキュリティやコスト、工数などの面で課題がある。そこで注目されているのが、一部をオンプレミスに残しながら、クラウド上でもネットワークセキュリティの機能を提供する、ハイブリッド構成によるゼロトラストセキュリティだ。
クラウド型ネットワークセキュリティには、「全ての通信をクラウドサービスを軸とした構成にする必要がある」「対応できないセキュリティ要件がある」などの問題点がある。ハイブリッド構成を採ることで、業務に応じた柔軟なネットワーク構成と、マルチベンダーセキュリティによるセキュリティ強化を実現でき、コスト面でも最適化が図れる。
本資料では、2010年代の企業ネットワークの変遷をたどりつつ、今日の企業ネットワークの課題を解説している。併せてハイブリッド構成の利点や、ゼロトラストを実現するネットワーク製品も紹介しているので、参考にしてほしい。